
平安の世から、いまへ。食べ物、言葉、信仰、衣服——名もなき人々の暮らしが「文化」になるまでを、歳をとらないボクが見てきました。本当かもしれない、千年の覚え書き。各話は独立して読めます。

〜銀は蔵に残ったまま、なぜ東から来た紙一枚で渡されるのか〜
第 146 話
〜足のない木偶が、なぜ裾だけで客の息を止めたのか〜
第 145 話
〜鈴を吊るす場所は、なぜ軒の真ん中ではなかったのか〜
第 144 話
〜咲くとも知れぬ七つの鉢へ、人はなぜ毎朝会いに来るのか〜
第 143 話
〜煙のまだ立つ昼、笠の爺さんはなぜ焼けあとに背を向けて歩きだしたのか〜
第 142 話
〜あの男の左の足の甲には、なぜ赤黒い傷が残っていたのか〜
第 141 話
〜土器二枚に注いだ油は、一刻足らずでなぜ顔つきを変えたのか〜
第 139 話
〜米を運ぶ縄の端に、小さな輪がひとつ残してあった〜
第 138 話
〜炉端でひらかれた、小さな手の中の一冊〜
第 137 話